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龍門司窯を訪ねて
訪問地:鹿児島県姶良郡加治木町 2006.4.16
龍門司窯を訪ねた際の記録をフォトアルバム形式で紹介します。
龍門司窯全景
窯元に咲くツツジ
登り窯
昔ながらの風情ある工房はとても落ち着いたゆっくりとした時間のながれており独特の雰囲気があります。
工房の前に植えられているツツジです。この他にも沢山の草花が咲いており風情ある工房とともにとても良い雰囲気を醸し出しています。
龍門司窯の登り窯は正面の焚き口が3つもある大きな窯です。焚き口には地元の加治木石が使われています。
工房内の囲炉裏
煤けた天井
黒じょかの釉掛け
工房内には冬場の寒い時期に使用する囲炉裏があります。
囲炉裏を使っている影響で屋根裏はとても良い感じに煤けています。
まず内側に釉薬をかけ、蓋をのせる部分に丸い物をのせ釉薬が掛からないようにして逆さまにしてから外側に釉を施していきます。
独特な流し掛け
釉掛けされた三彩からから
釉掛けがされた飯碗
イッチンや流し掛けをする際はスポイトを使用する所が殆どですが龍門司窯ではシュロの長細い筆のような物で器自体を回転させ一気に仕上げていきます。
これが焼成されると龍門司独特の三彩からからが出来上がります。
少し厚めに掛けられた釉薬が印象的でした。焼き上がると黒釉に青流しの飯碗になります。
龍門司窯古窯
手仕事フォーラム 副島秀雄
1718年に作られた朝鮮式登り窯です。龍門司窯近くの茶碗屋集落にあります。