東シナ海に面する吹上浜は日本三大砂丘の一つとして知られています。浜に面して公園・レクリエーション施設が整備され近隣の憩いの場所として利用されています。一方海岸から1km内陸に入るとまったく違った風景が見られます。海岸沿いに広がる松林を抜け、主要道路から枝道に入ると目的の竹原地区があります。稲田から見る林は竹林と照葉樹林が混在し人の手が余り加えられていない里の自然が広がります。田の傍らには稲を守り豊作をもたらす田の神様と呼ばれる石像が奉られ、穏やかな表情から住民は親しみを込めてタノカンサアと呼んでいるそうです。 |