プレス掲載

2004年9月15日 仙台北新聞掲載

鳴子で手仕事フォーラム
地域文化の深さ考える 交流会や公開講座など開催

 大量消費社会中で衰退する文化の復興を考える手仕事フォーラムが十一日と十二日、鳴子町石ノ梅集落で開かれた。
鎌倉市に拠点を置いて活動する地域手仕事文化研究所の提唱で移動開催している。
 フォーラム初日の十一日は座談会、宮城の田植え踊りと岩手さんさ踊りにふれる東北の民俗芸能上演と交流会が開かれた。
 十二日は、民俗研究家の結城登美雄さん、鳴子漆器職人の小野寺公夫さんらの公開講座を登録有形文化財「遊佐家主屋」で、手打ちそばと宮 城の地酒を味わう会が「みやま」で開かれ、仕事人たちの世界に触れた。